今回はじじいHよりの投稿デス↓

2月20日(土)、紀伊国屋書店で行なわれた、
昨年末に出版された島田洋七さんの『転起力。』のサイン会に行ってきました。
よく見ると、本のタイトルは「転機」ではなく「転起」。
漫才ブームで一世を風靡しながら、ブーム後の転落と模索、
自費出版した『佐賀のがばいばあちゃん(徳間文庫刊)』の大ヒットなど、
転んでは起き上がってきた洋七さんの半生を通じての力強いメッセージが込められた一冊です。
いろんな"転起"を経験してきた洋七さん。
「人間やっぱ思い切ってね、自分であかんと思うたことは切り捨てて、
次の段階へ行くことですよね。」と言う。
「私も最初は漫才がやりたくて、漫才が売れて、それをず~っとやってても
しゃあないなと思うて、テレビの司会をいっぱいやってて、それも3、4年で、
これを一生やんのも辛いなと。で、今度いっとき遊ぼうかと。ほいで遊んでて、
タケシ(北野武さん)に仕事せんかと言われて、どうしようかなと思って、
今度本(『佐賀のがばいばあちゃん』)を書いたんですね。
それがうまいこと700万も800万も売れて、今度本が売れたことによって、
それがドラマになり映画になり芝居になり、最終的には博多座で自分でやるという...。
変化つけたから、あちこち行ったんですね。」
ドラマや映画のヒットも、本を出して初めてつながったことなのだとか。
「本書いてるときに、これが映画になったらおもろいやろなとか、
これがドラマになったらええやろなとかは思ってたけどね、まさかホンマにそれなるとはね。
そしたら漫画になって、芝居にしたいとか言われてね。中日劇場、むちゃくちゃ入って。
それ終わったら今度はオレに(ばあちゃん役を)やってくれって、『オレがばあさんやんの?』って...。」
「人生1回きりやったら、いろんなことやってみたらって思う。
会社終わって何かすることもあるやろうし、例えば6時に勤めが終わる人は
7時から3時間だけでもラーメン屋やっていいんですよ。それがうまくいけば、
そっちに進めばいいし。
何でも当たってみないと始まらない。ぼやかんなら当たらんでもいいのよ。
だけど、金もほしい、名声も欲しい、家も建てたい、ええもんも着たい、
それやったら人の倍働かなな。」
話の中でもあったように、5月の博多座の公演では、自身でばあちゃんを演じる洋七さん。
春吉でおでん屋もやっており、なにかと福岡に縁がある。
「家は佐賀ですけどね、最終的には福岡で生活してみたいという気持ちはありますね。
特に夜はね、呑んだり食ったり...。
あと屋台。春吉橋んとこなんか、毎日がお祭りみたいですよね。
ぼ~っとするには佐賀に帰った方がね、田んぼもあるし目にもええし、落ち着くね。
でもちょっと遊ぼうと思うたら、やっぱり博多。
5月の博多座では1カ月間おるから無茶苦茶うれしいですわ。」
↑『転起力。』-人間「島田洋七」から何を学ぶのか-
島田洋七著・創英社/三省堂書店刊
A5判・本文248ページ・定価1,575円(税込)