Cinema: 2010年3月アーカイブ

2010年3月アーカイブ

★第一候補・補正.jpgのサムネール画像
 ソラリアシネマ、ユナイテッド・シネマ福岡にて上映中の本作。独特の世界観を持つ江國香織作品の映像化に挑んだ矢崎監督と、中谷美紀演じる人妻が恋に落ちる春夫を演じた、元バレエ・ダンサーの小林十市にインタビュー!

―不倫に至るまでの夫婦生活が、息苦しいほどしっかり描かれてますね。
監督:ええ、その前半シーンが非常に重要なんです。不倫の話ではなく、夫婦の話なので。夫婦

 
生活の描写で、原作の行間にある「ふたりでも孤独であること」、そしてそのことに瑠璃子が気付いていないことをどう見せていくか。それをずっと考えながら撮っていきました。
小林:そこは大事ですよね。僕も、ひとりでもふたりでも淋しいのは淋しいと思います。僕自身も今まさにそう感じてます(笑)。

―演じた春夫との共通点は?
小林:共通点かどうかはわかりませんが、監督から「そのままで」と言われたので、すべてをさらけ出す感じで演じました。それから、撮影中はほとんど人と会いませんでした。春夫が自分から抜けてしまいそうだったので。

 

逆に自分とは違う! と思ったのは、春夫が4人(瑠璃子、瑠璃子の夫・聡、春夫、そして春夫の彼女!)で食事しようというシーン。あそこはゾ~っとしました(笑)。自分で振っといて自分で傷ついてますよね。僕はあんなこと言いません(笑)!

―どんな人に観て欲しいですか?
監督:僕はこれまで、これから結婚するカップルやケンカしたカップルに、オードリー・ヘップバーンの『いつも2人で』を贈っていました。これからは、この作品を贈ります!

 

<STORY>
結婚3年目、恋人としての情熱や会話の弾み、そして体の関係も失くしてしまった瑠璃子(中谷)と聡(大森)。
互いに愛情を感じながらも、瑠璃子は春夫(小林)と、聡はしほ(池脇千鶴)と、それぞれ恋に落ちてしまう。
独特の江國ワールドで繰り広げられる大人のラブ・ストーリー。
<データ>
['09・日本・117分]
監督:矢崎仁司 原作:江國香織
出演:中谷美紀/大森南朋/池脇千鶴/小林十市

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