Cinema: 2010年5月アーカイブ

2010年5月アーカイブ

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≪本文≫
 「佐賀県には男子ソフトボール部がないけん、創部すれば即全国大会に出場!?」そんな思い込みをでソフトボールを始めた、佐賀県・牛津高校で本当にあったエピソードをベースに描いた青春エンタテインメント・ムービー『ソフトボーイ』。全国公開に先立ち、物語の舞台となった牛津町がある小城市で、牛津高校の生徒を招待しての先行上映会があるということで、いざ取材へ。
 町は想像通りのどかでゆっくりとした時間が流れている。人々は暖かく迎えてくれ、良い意味で土臭い町...。豊島監督がインタビューで「牛津町のリアルなエネルギーが画に表現できた」と言っていたとおり、映画を観た後で実際に訪れてみると、確かにこの町の"熱"を感じることができる。
 牛津高校へ足を運ぶと、映画で見たまんまの学校が!! 男子ソフトボール部も実在していたが、残念ながらこの日は対抗試合で不在だった。近くには『カルチャー焼き』屋も! 見た目は回転まんじゅうだが、餡だけではなく餃子やハムエッグなどさまざまな種類が楽しめる。素朴で病みつきになるこのおやつは、永山絢斗さん、賀来賢人さんら役者陣にも大好評だったとか。
 さて、肝心の映画の反響はというと...。もちろん大好評!! なかにはエキストラ出演した学生もいたようで、観終わった後も興奮がおさまらないようだった。「今からカルチャー焼き食べにいかん!? 」なんて声もあちこちから。そんな学生たちに映画の感想を聞くと「一生の思い出!!」「私たちの住む町を舞台にこんなに素敵な映画を撮ってもらって、本当に嬉しい!」「孫の代まで語り継ぎます!」などと、これまた大興奮!「おバカだけど爽やかな青春コメディで、等身大の私たちにとってはとても共感ができる内容でした」と、具体的に感想を答えてくれる学生もいた。
 映画公開記念タイアップ商品として、牛津高校の食品調理科の生徒とローソンが共同開発した『茶ロンパン』(120円税込)の地域限定発売も決定。佐賀県産の嬉野茶、米粉、牛乳などを使用した"地産地消型メロンパン"は、佐賀県、福岡県、下関地区の一部のローソンで6月15日(火)から販売されるのでぜひ。

 

【ストーリー】
高校生活最後の夏。「楽してヒーローになってモテたい!」などとという不純な動機を持つノグチは「県内には男子ソフトボール部がないけん、創部すれば即全国大会に行けるかも!?」と思いつき、半ば無理やり幼馴染みのオニツカを誘って部員集めに奔走する。しかし、女子生徒が9割を占める学内を駆けずり回って集まったのは、キャッチボールすらまともにできない素人集団!!! 思い込みでも突っ走る、彼らのアツイ夏が幕を開けた!


['10・日・113分]
(監)豊島圭介
(出演)永山絢斗/賀来賢人/波瑠/大倉孝ニ/上野由岐子/はなわ/山口紗弥加
★6月19日(土)より、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、ユナイテッド・シネマ福岡にてロードショー

 

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≪本文≫
 本年度のアカデミー賞で最優秀主演男優賞(ジェフ・ブリッジス)と、最優秀主題歌賞(「The Weary Kind」)を獲得した注目の映画『クレイジー・ハート』。酒浸りの毎日を過ごす、落ちぶれた"伝説のシンガー・ソングライター"の愛と再生を描いた感動作だ。
 傷ついた男だからこそ歌える愛の歌がある...。そんなテーマを持つ映画の公開を記念して、ギターの弾き語りコンテストが開催される。まずは、6月上旬に開催されるコンテストに向けて、6月4日(金)までの期間中、アマチュアの男性シンガーを募集中。ふだん口にしない"愛する者へのメッセージ"をギターに乗せて、想いを届けてみては?
 ちなみに、審査員には泉谷しげるさんが決定。優勝者には、なんとジェフ・ブリッジスらアカデミー賞受賞者のサインが入った、世界にひとつだけのギブソン・ギター「エピフォンAJ-200S」が贈られるゾ!

■クレイジー・ハート 
['09・米・111分]
(監)(脚)(製)スコット・クーパー
(出)ジェフ・ブリッジス/マギー・ギレンホール/ロバート・ロバート・デュヴァル/コリン・ファレル
 
(c)2009 TWENTIETH CENTURY FOX

8月7日 (土)よりKBCシネマ1・2にてロードショー

■募集期間
募集中~6月4日(金)
■コンテスト実施日
6月上旬
詳細はhttp://event.1242.com/crazyheart-song/を参照

 
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KBCシネマほかにて上映中の本作で、監督・脚本・製作・編集・主演の5役を務めたヤン・イクチュン。
長編初監督にして第10回東京フィルメックス、ロッテルダム国際映画祭などで25以上の映画賞を受賞し、俳優だけでなく、作り手としての才能も見せつけた。
そんなヤン監督がなんと福岡を訪れ、舞台挨拶や西南大学での特別講義の後に記者会見を行ない、本作や日本の俳優について語った。
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―初監督作での映画賞受賞について。
ヤン:ありがとうございます。でも賞を獲ったからどうこう、ということはないですね。作品を完成させた時点で、自分にとってはある意味終わったこと、手を離れてしまったことだと思っていますので。だから、映画をご覧になった方から「ありがとう」と言われることもありますが、それは僕ではなく、この映画と、この映画を観るという選択をしたご自身に言っていただきたいです。僕も創作者としてこの映画にありがとうと言いたいです。

―ヤン監督、そしてヒロインのキム・コッピさんの表情が素晴らしかったです。
ヤン:表情は心を映す鏡だと思います。感情や思ったことが出るもので、作ることはできないものだと。僕は演技という言葉も嫌いなのですが、今回は特に、演技ではなく自分自身を表現できることを条件にキャスティングしました。もちろんシナリオを書く段階ではキャラクターを作りますが、それに合わせるような演技指導はしていません。キャストの方に言ったのは「本当の感情を隠さず、1テイク目ですべて吐き出してしまえ!」ということくらいです。感情は、出しすぎた分は調整できても、足りないものをテイクを重ねて高めていくのは非常に難しいですからね。良い表情だと感じていただけたのは、役者自身が感じた、本当の感情が現れた表情だったからだと思います。

―今後起用してみたい日本の俳優は?
ヤン:起用とまではイメージしてませんが、好きな俳優さんはたくさんいますよ。知人でもある西島秀俊さん、表情なく演じてみせるところがいい北野武さん、それに『クローズZERO』の小栗旬さんも良かったですね。
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今後ますますの活躍が期待される注目の新鋭・ヤン監督。日本の俳優陣を使った作品もぜひ観てみたいが、残念ながら次回作の構想はまだないとのこと。今は4~5年掛かりっきりだったという本作から解放され、「映画を撮らなくていい時間」を楽しんでいるそうだ。監督が全精力を傾けた魂のドラマは、6月初旬まで上映予定。新たな才能の煌めきを見逃すな!

<STORY>
 父への怒りと憎しみを抱いて社会の底辺で生きる男・サンフンと、傷ついた心を隠した勝気な女子高生・ヨニ。偶然出会ったふたりは、傷だらけの魂を結びつける。ふたりは一緒にいるときだけ、息もできないほどの閉塞感から解放されるのだった。

<データ>
['08・韓・130分]監督・脚本・製作・編集・出演:ヤン・イクチュン 出演:キム・コッピ/イ・ファン

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