ハッシー: 2009年6月アーカイブ
上映中の映画『ハゲタカ』の試写会&トークセッションが西南学院大学で行なわれた。
主演の大森南朋(おおもりなお)、プロデューサーの訓覇圭(くるべけい)、西南学院大学 法学部法律学科の横尾亘(よこおわたる)先生の3名が登壇し、学生からの質問に答えた。
―経済がテーマの映画ですが
横尾:数年前まで、TOB(株式公開買付け)がTVドラマや映画になるとは考えられませんでしたよね。
訓覇:ええ、企業の込み入った話ですし、民放では何かとやりにくくて(笑)、「TVドラマはNHKさんで」ということになりました。
―鷲津というキャラクターについて
大森:これまでやってきた、ボンヤリしたお父さんみたいな役とは全然違いました(笑)。お話をいただいたときは「僕でいいんですか!?」という感じでしたが、今までの役とまったく逆な分、キャラクターを作り易い面もありました。自分にとっては役の1つですが、キャラクターとしての鷲津はもうひとり歩きしてますよね。僕との共通点は...。
訓覇:心根が優しいところでは?
大森:いや~(笑)。ありがとうございます!
―ファンドって何ですか?
横尾:簡単に言うと、お金はあるけど才能がない人、才能はあるけどお金はない人。その両者をつなぐのがファンドの大きな役割です。ほかにも様々な役割を持っていますが、いいファンドもあれば悪いファンドもある。学生のみなさんには、その良し悪しを見極めてほしいですね。
―何のために仕事をしていますか?
大森:僕の場合は仕事と呼んでいいのかわからないくらい曖昧なんです。声を掛けてもらって、作品に出させてもらって...という感じで。撮影現場が好きで、共演者の顔を見るのも楽しいです。あとは、面白い作品ができあがって、観る方の感性を少しでも震わせられたら嬉しいですね。
訓覇:長い間働き続けてきたので、「何のため」というより、もう自分の大きな一部になっています。
横尾:私の仕事は大きく分けると研究と教育です。研究の成果によって社会に有用なシステムを提案したり、良い学生を育てて、卒業後に社会に貢献してもらえたらと思って働いています。
―学生に伝えたいことは?
訓覇:働く男のカッコよさですね。そして、これから働く人がどういう反応を示すのかも知りたいです。
大森:そこに生きている人たちの怒りや悲しみといった人間ドラマです。特に誰に向けた映画かということは決まってないと思いますが、個人的には若い方に観てほしい作品です。
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天神東宝、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、
ユナイテッド・シネマ福岡、TOHOシネマズトリアス久山 ほかにて
<STORY>
数々の受賞歴を持つNHKの人気連続ドラマを映画化。企業の買収と再生を手掛ける天才ファンドマネージャー・鷲津の活躍を描く経済エンタテインメント。
日本のマーケットに絶望し、一線から退いて国外で暮らしていた鷲津の元に、かつての盟友・芝野が現れ、日本最大手の自動車メーカー「アカマ自動車」の危機を救ってほしいと訴える。その危機とは、中国系巨大ファンドによる買収だった。"赤いハゲタカ"の異名を持つ劉一華(玉山鉄二)を擁する中国系ファンドは、圧倒的な資金力で鷲津とアカマ自動車を追い詰めていく。
['09・日・134分]監督:大友啓史 原作:真山仁 脚本:林宏司
出演:大森南朋/玉山鉄二/栗山千晶/高良健吾/遠藤憲一/松田龍平/柴田恭平
●劇場ペア鑑賞券とサイン入りプレスをセットで3名にプレゼント!
村でただひとりの医師として、村人の信頼を一身に受ける伊野(笑福亭鶴瓶)。ある日、その伊野が失踪した。警察の捜査が始まると、村には伊野の経歴や出身を知る人間が誰もいなかったこと、伊野が医師として不可解な行動を取っていたことなどが浮かび上がる。
謎の医師と、彼を取り囲む人々の人生模様をユーモアを交えて描き、僻地医療という問題に切り込む社会派エンタテインメント。
主演・笑福亭鶴瓶と、原作・脚本も手掛けた西川美和監督に話を聞いた。
―鶴瓶さんの演技が素晴らしかったが、監督からはどんなリクエストをされましたか?
西川:はっきりこう演技してください、というのはなかったですね。鶴瓶さんが演じているのを見ながら、もっとこうしましょうとか、それくらいで。
鶴瓶:監督は大阪弁はご存じじゃないので、その辺の細かいところは自分で考えて演じました。
西川:最初の設定は大阪弁じゃなかったんですが、笑福亭鶴瓶を使うなら、設定で固めてしまわないようにしようと思い、ふだんから使われている大阪弁にしました。普通の俳優さんとは全然違うリズムで演技をされるので、周りがいい意味で引っ張られていく感じでした。
―鶴瓶さんの魅力は?
西川:頭がすごく柔らかくて、自分にないもの、自分とは異なるものを受け入れるところ。そして受け入れるスピードが速いこと。撮影中は、鶴瓶さんの巨大なフトコロに包まれていく感じでした(笑)。
鶴瓶:僕こそ、西川美和の腕枕で寝てたような感じでしたよ(笑)。撮影前にも「私は男をカッコよく撮る監督よ!」て自信たっぷりに言うてましたからね~(笑)。
西川:(笑)
―医師に必要な条件は何だと思いますか?
鶴瓶:コミニュケーションが上手で、話してたら「この人に診てもらったら安心」と思えることではないでしょうか。
西川:鶴瓶さんはそういうことに向いてると思います。撮影中、共演者やスタッフの悩みをたくさん聞いてましたよね。みんな本気で相談しちゃって、泣いてるコもいたくらい(笑)。
―それで現場の雰囲気も良くなったのでは?
西川:スタッフみんな、鶴瓶さんが来るのを楽しみにしてました。他の作品の現場では聞いたことがないような笑い声で溢れてて。撮影が終わって寂しいです...。
鶴瓶:すごく俺に会いたくなるよ~(笑)。監督の周りには女のコが多くて、みんなすごく優秀な方ばかりでした。そして全体の人間関係もとても良かったですよ!
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6/27(土)~
ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
TOHOシネマズトリアス久山/シネプレックス小倉 ほかにて
['09・日・127分]監督・脚本・原作:西川美和
出演:笑福亭鶴瓶/瑛太/余貴美子/井川遥/岩松了/笹野高史/中村勘三郎/八千草薫
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●プレゼント応募方法
件名に
「ディア・ドクター」
本文に
・郵便番号と住所
・氏名
・年齢
・電話番号
・職業
を明記の上、
info@fukuoka-navi.jp
までご応募ください。
応募締切は6月25日(木)必着です。
●劇場ペア鑑賞券とサイン入りプレスをセットで3名にプレゼント!
愛する息子・ミッキーを交通事故で亡くしたダニエル。教師・画家として日本の高知で暮らしていたミッキーが遺した絵を集めるため、ダニエルは単身日本に渡った。悲しみと偏見に満ちていたダニエルの心は、息子の同僚や教え子との交流で変わっていく。
人種の違いや偏見という壁を越えていく人々のドラマを、"外からの目"でリアルに描いたアーロン・ウルフォーク監督に話を聞いた。
実際に高知に住んでいた監督は「日本を描いた映画はたくさんありますが、ステレオタイプなものが多く、リアルな日本が描かれているものは少ないと感じていました」と、自らの体験と高知でのヒアリングを基に、リアルな日本人像を描くことを目指した。
はりまや橋を題材にしたことについては「高知で色々聞いてまわっているときに、高知のシンボル的な橋であることを知り、人種と文化の隔たりを越えて人々をつなぐという、この映画のシンボルとしても相応しいものだと感じました」。
また「日本のスタッフは、映画に対する情熱があり、よく働く。本当に助けられました。高岡早紀さん、清水美沙さんたちキャストのみなさんも、他言語(英語)で難しかったと思いますが、素晴らしい演技でした。ハリウッドのベテラン俳優でも、他言語での演技はやらない人が多いんですよ」と絶賛。
最後に、「私が好きなアメリカ映画の多くは、アメリカ人ではない監督が撮った作品なんです。それは、アメリカを外から見た目で撮っているからかもしれません。アメリカ人の観客にとっては、再発見といえるような魅力を感じるのです。この映画も同じ性質を持っていると思います。ぜひ日本の魅力を再発見していただきたいですね」と締めくくった。
['09・日=米=韓・120分]監督・脚本:アーロン・ウルフォーク
出演:ベン・ギロリ/高岡早紀/清水美沙/ダニー・グローヴァー/白石美帆
ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13にて上映中
●プレゼント応募方法
件名に
「はりまや橋チケット」
本文に
・郵便番号と住所
・氏名
・年齢
・電話番号
・職業
を明記の上、
info@fukuoka-navi.jp
までご応募ください。
応募締切は6月24日(水)必着です。
『キサラギ』の佐藤祐市監督が、カンニング竹山を主演に冴えないサラリーマンの活躍を描いた本作。
佐藤監督と主演・カンニング竹山が来福し、作品についてたっぷりと語った。
―竹山さんのキャスティングについて
監督:カンニング竹山を男にしたい(笑)!というのは大げさですけど、
竹山さんをちゃんと描くというか、ちゃんと演じてもらうことを第一に考えて撮りました。
バラエティ番組でキレたりしてますが、何となくナイーブな人で、
ちゃんと演技すればすごく良いキャラクターになるんじゃないかと思っていました。
もちろん芝居には慣れてないでしょうから、キャストはベテラン・実力派でしっかり固めて、
あと、何となく安心できるようにバナナマンの日村さんを入れました(笑)。
―映画初主演はいかがでしたか?
竹山:映画の主演なんて、今さらそんな典型的なドッキリには引っかからないぞ!
俺がどれだけドッキリに引っかかってきたと思ってんだ!って本気で言ってました(笑)。
本当に信じられなくて、寺島しのぶさんと台本の読み合わせをしたときにようやく本当かもって思いました。
これまでも何度か映画には出させていただきましたが、台本を全部読んだのは今回が初めてです。
それに演技もしっかり教えてもらって、映画ってこうやって作っていくんだってことがわかりました。
監督:最初は慣れないせいか、現場に来るのも嫌がってましたけどね(笑)。
だから僕が家まで迎えに行って、来てください!って土下座して、何とか来てもらってましたよ。
竹山:してないでしょそんなこと(笑)!
―バラエティの撮影との違いは?
竹山:映画は1シーンごとに何台もカメラを使ってコツコツ撮っていきますが、
バラエティは瞬発力で勝負! という感じで、一気に撮り切る感じです。
でも、1つのものをみんなで作るというのは一緒ですね。
―今後も役者として活動されますか?
竹山:"お笑いから役者へ"ということは全然ありませんが、今回映画づくりの楽しさがよくわかったので、
出演はしてみたいです。あくまで僕で良かったら、勉強させてもらう、という感じですけどね。
―最後にメッセージを
竹山:とにかく「出てるのはカンニング竹山だろ!」という拒絶の仕方はやめてください(笑)。
観てる内に竹山はいなくなって、須賀(主人公)になってますから。よろしくお願いします!
監督:誰かが何かに一所懸命になる姿を見ると、青春だなあ、素敵だなあって思うんですけど、
この作品に出てくるキャラはみんなそうなんです。変なヤツラだけど、一所懸命でかわいらしい。
そんな彼らの奮闘を観ていただきたいです。それから、バラエティとは違う竹山さんをぜひ観てみてほしいですね。
竹山さんは福岡県出身ということもありますので、福岡のみなさん応援よろしくお願いします!
<ストーリー>
不況に喘ぐ冴えないサラリーマン・須賀(竹山)。
今日も鬼嫁・勝子(寺島しのぶ)から1日の小遣い500円をもらい、満員電車で会社に向かう。
その電車内で心優しい女子高生・涼子(忽那汐里)と出会った須賀は、勝手に「こんな嫌な世の中からあの娘を守る!」と決意。
イケメンの引きこもり・大和(與真司郎)、幼なじみのチンピラ・村岡(佐々木蔵之介)とともに、
彼女を陰から護衛するべく立ち上がるが...。
<データ>
['09・日・109分]監督:佐藤祐市 出演:カンニング竹山/佐々木蔵之介/與真司郎(AAA)/忽那汐里/寺島しのぶ
<劇場>
ソラリアシネマ/UCキャナル/TOHO久山




